【メンテナンス】悪徳業者からの被害に遭わないために重要な定期点検

以下の記事で屋根に関する悪徳業者について注意喚起をさせていただきました。
悪徳業者の被害に遭わないために大事なことのひとつは、優良業者に定期的にメンテナンスを依頼し、必要に応じて正しく修繕を行うことです。
そうすることで、悪徳業者に指摘をされたとしても「お世話になっている業者に相談します。」と伝えることで追い返すことができます。
本記事では「屋根・外装」のメンテナンスの重要性について記載させていただきます。
部材ごとのメンテナンス時期
住宅に使われる部材にはたくさんの種類があり、各部材によって耐用年数が異なります。
そのため、部材ごとのメンテナンス時期も変わってきますので、いつメンテナンスを行えば良いかわからない方も多いと思います。
以下で各部材ごとのメンテナンスや修繕の目安時期を詳しく紹介していますので、もし宜しければご確認ください。
メンテナンス依頼
メンテナンスは実績のある業者へ
メンテナンスは実績のある業者に依頼することを推奨します。
屋根や外装の不具合は、目に見える表面に現れるとは限りません。
素人はもちろん不慣れな業者では内側の状態までは把握が難しく、対処すべき不具合を見落とす可能性があります。
的確な判断をするためにも、実績のある業者の見識に頼ることがおすすめです。
優良な業者は実績の有無を確認
優良な業者を探すには、まずは実績の有無を確認することが大切です。
HPやSNS上で、実例写真付きで実績を紹介している業者も多いのでぜひ活用してください。
また、信頼できる団体に加盟しているか確認することも優良な業者を探す有効な方法です。
団体が主催する講習会への参加や他社との交流で品質の向上に努めています。
災害などの緊急時には他エリアからの応援が迅速な場合もあります。
修繕工事の保険適用
メンテナンスの結果、もしも問題が見つかった場合は火災保険や地震保険が適用されることもあるため、併せて業者に相談してみてください。
強風や落雹・雪災による被害が発生した場合は、火災保険が適用されることが多いです。
ただし地震による被害や経年劣化での不具合は火災保険の適用外となります。
地震被害にも保険適用をお考えの方は、別途地震保険に加入しておく必要があります。
家がどの保険に加入しているか分からない場合は、保証会社に問い合わせて確認しておきましょう。
屋根と外装セットがおすすめ
屋根もしくは外装の修繕工事を行うことになった場合、2階建て以上の建物の場合は高所作業となるため足場を組むことが通常です。
そのため、屋根で修繕工事をすることになり足場を組んだ場合は、外装も合わせて修繕工事をすることで足場代の節約になります。
部材によって耐用年数は異なりますが、雨風に絶えずさらされている屋根・外装は比較的近い周期で修繕が必要になることが多いです。
もちろん業者によっては、どちらかしか対応していないこともあるので、業者に相談してみると良いでしょう。
まとめ
悪徳業者の被害に遭わないためには、日々のメンテナンスとかかりつけの業者を見つけることが重要です。
耐久性に優れている部材を使用していても、下地や塗装・シーリングなどは永久的なものではありません。
定期的なメンテナンスと修繕工事を行うことになった際は、屋根・外装をセットで行うことで足場代の節約になります。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
日本屋根外装工事協会とは
私たち「日本屋根外装工事」協会(以下RWTA)は、屋根全般及び外装に関わる工事業者の会員組織であり、全国を3支部に分け東日本支部(東北・関東地方)、中部支部(東海地方)、西日本支部(関西・中国・四国・九州地方)の団体です。私たち「RWTA」の経験と知識やノウハウを活かし、お客様の安心・安全のための家づくり、環境づくりを行っていきたいと思っています。
「日本屋根外装工事協会」は全国の大手屋根工事業者が会員となり、広く屋根全般並びに外装に関わるテーマを対象として、業界の発展と一般の方々へのメッセージとして、長寿命で質の高い住生活を実現するための様々な事業発展活動をしています。
さらに「長期優良住宅の普及の促進に関わる法律(2008年)12月5日施工」や「住宅瑕疵担保履行法(2009年10月1日施工)」も整備され「良質で長持ちする住宅のストック」を増やすことを目指しています。これらの法整備に対応し、目的を達成するためには、良い工法を採用し、新しい施工方法を開発し、設計者・施工者などの品質確保だけではなく、建築主お施主様にも情報提供していきます。
一軒の住宅のうちで最も要求性能の多いところである屋根・外装は、雨、雪、寒さ、騒音、火、夏の暑さ(熱)から住宅を保護しなければなりません。
今後も屋根・外装の果たす役割は極めて重要で、これまでのように台風・地震・空き巣等の外的要因から建物を守るだけではなく、3Rの展開や太陽光発電・屋上緑化等による環境への配慮とその裾野を広げております。そして今日に至っては、「家並」「街並」といった景観をも視野に入れて考えていかなければならない長期住宅時代がやってまいりました。
- 施工サービス名
- 【メンテナンス】悪徳業者からの被害に遭わないために重要な定期点検