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アスファルトシングルの特徴と選び方:デザイン性と防水性に優れた屋根材

アスファルトシングル屋根

住宅の建築を検討する際、どの屋根材を選ぶかは重要です。近年、デザイン性の高さから注目を集めているのが「アスファルトシングル」です。他の住宅とはひと味違った個性的な住宅を建てることができるのがこの屋根材の大きな特徴ですが、その一方でデメリットもあるため注意が必要です。この記事では、アスファルトシングルのメリット、デメリット、メンテナンス方法などについて詳しく解説します。

 

アスファルトシングルとは?

アスファルトシングル屋根

アスファルトシングルは、アスファルトをガラス繊維(グラスファイバー)の基材に含浸し、表面に砂粒や石粒を吹き付けた屋根材です。軽量で柔軟性があり施工しやすく、価格も安価なのが特徴です。北米で広く普及しており、近年日本でも注目されるようになった屋根材の一つです​。

 

アスファルトシングルの産地

アスファルトシングルは主に北米で生産されています。アメリカやカナダでは100年以上の歴史があり、住宅の主要な屋根材として使用されています。日本でも輸入される形で広まりつつあり、近年では国内メーカーも製造を始めています。代表的なメーカーには、アメリカのオーウェンスコーニング社や日本の旭ファイバーグラス株式会社、田島ルーフィング株式会社などがあります。

 

アスファルトシングルのメリット

アスファルトシングル屋根のメリット

デザイン性が高い

多様なカラーバリエーションがあり、住宅のスタイルに合わせて選ぶことができるのが大きな特徴です。砂粒や石粒を吹き付けて着色するため、豊かな色合いを表現することができ、モダンなデザインや伝統的なデザインに適応します。

防水性が高い

防水性に優れており、屋根材自体が防水の役割を果たします。施工方法も接着剤のみを使用する工法もあるため、釘やビスを使用する場合に比べて防水性が高めることもできます。

防音性が高い

表面の砂粒や石粒が雨音を吸収するため防音性に優れていることから、静かな住環境を確保できます​​。

割れにくく、サビにくい

他の屋根材に比べてメンテナンスが容易であることも特徴の一つです。柔らかくカッターやハサミで切れるため割れにくく、サビることもありません。

耐震性が高い

軽量で、建物にかかる負荷が少なく耐震性を高めてくれるため、日本の地震多発地域でも使用できます​。

 

アスファルトシングルのデメリット

強風に弱い

軽量であるため、強風によってめくれやすいという欠点があります。特に台風や強風の多い地域では、定期的な点検と補修が必要です​​。

劣化しやすい

湿気に弱く、カビや苔が発生しやすいため、高温多湿の日本の気候では定期的なメンテナンスが欠かせません。また表面の石粒が経年劣化で剥がれ落ちることがあります。

 

アスファルトシングルの形状種類

アスファルトシングルには主に3つの形状があります。

スタンダードシングル

最も一般的な形状で、直線的なデザインが特徴です。シンプルでどのような住宅にも適合します。

アーキテクチャーシングル

複数層のシートを重ねることで、立体感と深みを持たせたデザインです。高級感があり、特にモダンな住宅に人気です。

ラミネートシングル

耐久性を高めるため複数の素材をラミネート加工しているものです。耐候性や耐久性がより高くなっていることが特徴です。

 

アスファルトシングルのメンテナンス

アスファルトシングル屋根のメンテナンス

アスファルトシングルのメンテナンスは、10年に一度の定期点検をおすすめしています。点検で、以下の項目を確認します。

・カビや苔の発生

・表面の石粒の剥がれ

・屋根材のめくれや剥がれ

これらの劣化が見られた場合、早めに補修や塗装を行うことが重要です​。

 

アスファルトシングルの修理方法

補修工事

めくれた部分や剥がれた部分を専用の接着剤で貼り直す工事です。簡単に補修が可能ですが、劣化が進行している場合は全面的な修理が必要です​​。

屋根カバー工法

既存の屋根にアスファルトシングルを被せる工法で、廃材処理が不要なためコストを抑えられます。費用は8,000〜10,000円/㎡程度とされています。

屋根葺き替え工事

劣化がひどい場合は、屋根を全て撤去して新しい屋根材を取り付ける葺き替え工事が必要です。費用は8,000〜12,000円/㎡程度で、別途廃材処理費がかかります​ 。

 

まとめ

アスファルトシングルは、デザイン性や防水性、防音性に優れた屋根材であり、北米で広く使用されています。日本でもその利便性から人気が高まっていますが、強風によるダメージや劣化しやすさには注意が必要です。定期的なメンテナンスと適切な修理を行うことで、その長所を最大限に活かすことができます。アスファルトシングルを採用する際は、これらのポイントを考慮して検討してください​。

日本屋根外装工事協会とは

私たち「日本屋根外装工事」協会(以下RWTA)は、屋根全般及び外装に関わる工事業者の会員組織であり、全国を3支部に分け東日本支部(東北・関東地方)、中部支部(東海地方)、西日本支部(関西・中国・四国・九州地方)の団体です。私たち「RWTA」の経験と知識やノウハウを活かし、お客様の安心・安全のための家づくり、環境づくりを行っていきたいと思っています。

「日本屋根外装工事協会」は全国の大手屋根工事業者が会員となり、広く屋根全般並びに外装に関わるテーマを対象として、業界の発展と一般の方々へのメッセージとして、長寿命で質の高い住生活を実現するための様々な事業発展活動をしています。
さらに「長期優良住宅の普及の促進に関わる法律(2008年)12月5日施工」や「住宅瑕疵担保履行法(2009年10月1日施工)」も整備され「良質で長持ちする住宅のストック」を増やすことを目指しています。これらの法整備に対応し、目的を達成するためには、良い工法を採用し、新しい施工方法を開発し、設計者・施工者などの品質確保だけではなく、建築主お施主様にも情報提供していきます。

一軒の住宅のうちで最も要求性能の多いところである屋根・外装は、雨、雪、寒さ、騒音、火、夏の暑さ(熱)から住宅を保護しなければなりません。
今後も屋根・外装の果たす役割は極めて重要で、これまでのように台風・地震・空き巣等の外的要因から建物を守るだけではなく、3Rの展開や太陽光発電・屋上緑化等による環境への配慮とその裾野を広げております。そして今日に至っては、「家並」「街並」といった景観をも視野に入れて考えていかなければならない長期住宅時代がやってまいりました。

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アスファルトシングルの特徴と選び方:デザイン性と防水性に優れた屋根材